1920年(大正9年)、紀州の資産家西村伊作は、理想的な学校を創る夢を持って信州軽井沢で歌人与謝野寛・晶子夫妻、石井柏亭、赤城泰舒、河崎なつ等と話し合い、翌年、東京神田駿河台に自由と芸術の教育を求め文化学院を開校しました。
この文化学院の自由と美の思想が「ル ヴァン美術館」となりました。「ルヴァン美術館」の建物は文化学院が誕生した時の校舎をほぼ再現したもので、西村伊作が英国のコテージ風に設計した楽しい建築と庭園は当時話題となったものです。この美術館の建物と庭園に見られる質素ながら美しい雰囲気は文化学院創立当時の姿を見せて美の散歩として楽しめるものでしょう。