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2016年 EXPOSITIONS 企画展

ルヴァン美術館開館20周年記念企画展

開催期間:2016年 6月11日(土)〜11月6日(日)
開館時間:10:00〜17:00
休館日 :水曜日(7/15〜9/15は無休)

今年はルヴァン美術館開館20年にあたります。
記念の企画展として、西村伊作の活動の背景、生活改善、絵画、陶芸、社会での活動、戦中の伊作等を紹介します。
西村伊作は大正デモクラシー期を代表する文化人の一人です。明治維新以降、我が国は欧米から科学技術を取り入れ急速に近代化しましたが、人々の生活は一部を除き旧態依然としたものでした。彼は日本人の生活の改善や教育、住宅の改革に真剣に取り組みました。生活の中に絵画や陶芸の創作など「芸術」を取り入れ、日常を豊かにすると共に、創意工夫を凝らして改善された「生活」そのものも「芸術」と考え、その創造を自らの喜びとしました。そして彼は自らの生活の理想を現実のものとした我が国における先駆者となったのです。
新宮の町には新しい気風が流れ込み、伊作は発展していく町の風景や変わりゆく姿を 描きました。これまで、未発表の伊作の絵画―油彩、水彩を多数展示致します。
教育事業をやるのが人間のすることのうちで一番立派なことだと思い、自分の家の財産を使って、1921年文化学院を設立しました。

伊作の主張や姿勢は、現代社会でも通じる普遍的なものが含まれています。 この企画展が、今後の日本人の日常生活を考える上で、示唆に富んだものとなれば、幸いに存じます。